校長だより
令和6年度 冬休み前「生徒集会」
◇12月24日(火)冬休み前「生徒集会」
『准校長式辞』
■【新年の抱負の為に】
明日からの冬休み中に新年を迎えるので、新年の抱負を考えてほしいという話から、大谷翔平選手の一流の目標設定の仕方を3点、海外の有名大学(教授)の分析等とともに紹介。
■【1点目は目標の数値化】
1点目は、大谷選手が高校1年生の冬に作成「マンダラチャート」で球速160kmと書き、高校3年生の夏の甲子園予選で球速160kmを達成したことについて、球速160kmというクリアーな達成すべき数値があったことがモチベーションになったことを紹介。
■【2点目は目標の書き出し】
2点目は、大谷選手が高校時代に作成「人生設計シート」のインタビューで、「期限と数字をしっかり書くことが大事。ぼんやりと思い描くより達成に近づく。」という回答を紹介。
また、アメリカ・ドミニカ大学のカリフォルニア心理学実験室で、「目標を書くことによって、被験者の成功率が42%上がった」も紹介。
■【3点目は目標の細分化】
3点目は、大谷選手が、目標についてのインタビューの中で、「毎日バットを振るより、毎日何分?何本?振るのかが明確でないと達成できない。」との回答を紹介。
また、スタンフォード大学の行動科学者BJフォッグ博士が、20年間の研究の結論として、「目標達成の、着実かつ持続的な唯一の方法は、小さく始めることだ」も紹介。
■ 【新年の抱負フォーマット】
目標の立て方について、大谷選手の3つや大学(教授)の分析等を紹介したことを踏まえて、新年の抱負として、是非!「〇〇〇(今年より成長する数値目標付)を達成するために、毎日△△△(小さな数値目標付)する!」と書きだしてほしいと訴えました。
『生活指導部長より』
■【生徒に対して】
2024年について「勉強を頑張った」「アルバイト(仕事)を頑張った」「私生活が充実した」等の例を挙げ、振り返りを促し「“頑張った”という積み重ねが将来の自分を支えてくれる。頑張った自分を褒めてあげてください!!」と言及。
また、以前からの目標「当たり前のことを当たり前にできる」「考動力(⇒考えて動く力)を身につける」「“良いこと”と“悪いこと”を判断して行動する」を確認。
さらに2点、①「丁寧な言動(相手が嫌な気持ちにならないように!)」 ②「居場所になる(奇跡的に出会えたので、想いと時間を共有しよう!)」ということを、生徒も先生も“お互いに”実践しようと提案。
■【来年の実定総体へ】
今年度「フットサル」「バトミントン」「バスケットボール」に出場した生徒に対して、苦労と健闘を称賛。来年も、体力が有り余ってる人!青春したい人!今から、準備しといてください!と参加を呼びかけ。
■【自転車に乗る人へ】
令和6年11月から自転車も道路交通法の罰則が適用を確認。「自転車に乗っている際、スマートフォン等を、手で保持する・通話する・画面を注視する行為(ただし、停止中の操作は対象外)が罰則の対象。違反すると、6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金。さらに、交通に危険を生じさせた場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金に。
ヘルメットの着用は「自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない。」。これは今後もっと厳しくなる可能性を言及。
■【残りの登校日に】
3.4年生:約25日、1・2年生:35日なので、学校でも、私生活でも、少しでも良い時間を過ごせるようにお互い頑張りましょう!良いお年を。
『進路指導部長より』
■【面接重視】
現在の進路決定状況は100%を発表。さらに、同じ企業に、成績がいい生徒と面接のいい生徒が受験して、合格したのは面接がいい生徒だったという今年の結果を紹介。成績だけでなく、面接が良くなるように日々の学校生活を意識してほしいと言及。
『保健指導部長より』
現在、インフルエンザが流行。コロナ時と同様の感染予防対策を!
また、大阪府庁の近くの大阪国際がんセンターの所長の講演を聞く機会があり、「がんは世の中の死因の7割で最多。」「タバコを吸う本数が、1本でも多数でも、がんになる可能性は変わらない。」さらに「今は、がんも治療により70%の人が治る。」「ただ、ステージ1~4まであり、ステージ1は治る可能性が高いので、将来、がん検診は受けるべき。」と言及しました。