校長だより
令和6年度「夏休み後8月生徒集会」
◇8月26日(月)「8月夏休み後生徒集会」
『准校長式辞』
この夏休みに事故報告もなく、今、無事、生徒集会ができていることを嬉しく思います。
7月18日の「夏休み前の生徒集会」で、バレーボール男子日本代表の石川祐希選手4つの名言を紹介し、それらを胸に刻み「何かに、真剣に挑戦して、結果をプラスにする」夏休みにしてほしい。と話しましたが、いかがでしたか?
また、是非、パリオリンピックを見て!オリンピック選手の血のにじむような『努力』を感じてほしいと話しましたが、パリオリンピック見ましたか?
8月11日に閉幕したパリオリンピックでは、日本に多数のメダリストが誕生。私が感動したのは、柔道女子48kg級で「ともえ投げから関節技で一本を取る」という華麗な技で、見事、金メダルを獲得した角田夏実選手の『努力』です。
角田選手は、表彰式で金メダルを首にかけ、表彰台で立っている時、国歌が流れると同時に、大粒の涙が止まらなかった。今回の金メダリストで表彰式で泣いたのは、彼女だけだと思います。それだけ、感極まったのだと思います。直後のインタビューで、涙ながらに「ここを目指して頑張ってきたので、本当に諦めず戦ってきて良かった。」と言っていました。
角田選手は、前回の東京オリンピック代表選考の数カ月前、阿部詩選手もいる強豪揃いの日本の52kg級から48kg級への階級変更を決断。それは、決して逃げではなく、身長161cmで48kg級へ減量をして柔道をするという、本当に「苦しみへの挑戦」でした。
また、角田選手は、学生時代は有名選手ではなく。社会人になって、柔術と巴投げという自分の得意を見つけ、さらに、階級変更による減量苦という逆境にも耐え、世界トップになりました。この角田選手の『努力』は世界一だと、私は思います。
生徒の皆さんも、これからの人生において、亀田選手のように、「あきらめずに、新たに挑戦して、その挑戦に耐えて、達成」をしてほしいと思います。
さて、今日から前期の後半がスタートし授業も始まります。皆さんの、卒業前の進路実現の為、今はまず、「欠席・遅刻せず」「好成績」を目指して『努力』してほしいと思います。
また、「話を聞く態度」これは人生の為、身に付けるべき大切なことだと思います。だからこそ「話を聞く態度」を身に付ける為に、毎日の授業で「学習規律」を守れる『努力』をしてほしい。そして、自分が就職したい企業や、学びたい学校への合格、つまり「進路実現」を勝ち取ってほしいです。
その時、胸に刻んて置いてほしいことは、亀田選手のように「あきらめずに、新たに挑戦!耐えて!達成!」です。そして、角田選手のように達成のときに涙があふれるような、『努力』をしてほしいと思います。
『生活指導部長より』
生徒に対して「相手のことを考えた言動」 「時間を意識する」「報告、連絡、相談を使い分ける」という3課題を話され、『考動力(考えて動く力)』を身に付けてほしい。そして“良いこと”と”悪いこと”を判断して行動してほしいと訴えられていました。
さらに、期待される人から信頼される人になるように、具体的に「時間ルールを守る」「自分から挨拶をする」「ていねいな言葉づかいをする」を提案されていました。
また、「実定総体」という体育大会を紹介され、「フットサル」 「バトミントン」「バレーボール」をエントリしているので、大会出場者を募集されていました。
最後に、本日から8月末まで、夏季生活指導強調週間として、「授業中の態度(遅刻・飲食・スマホの使用)」「中抜け・無断早退など」「安全に登下校できているか」を指導するため、校内外の巡視を行うことを連絡し、「お互い気持ちよく成長できる学校にしましょう!」と訴えられていました。
『生徒会係より』
生徒会を中心とした希望者で、夏休みの初めの7月22日~24日までの「自衛隊へインターンシップ」として、航空、海上、陸上と全ての自衛隊の見学と体験をさせてもらった発表として、その時の楽しく充実したを5分間にまとめた、動画の上映がありました。生徒達も、大変に興味深く視聴していました。
『教務部より』
台風10号が迫っているので、休校等について以下のように、説明がありました。
・午後3時の時点で暴風警報が発令されている場合は臨時休校とする。
・午後1時時点で暴風警報が出ており、午後3時時点で解除されている場合は、終業時間等の繰り上げを行う。