校長だより
令和6年度「入学式」
◇4月8日(月)17:00入学式
桜花爛漫の言葉通り、桜の花が咲き乱れ、光あふれる季節を迎え、すべての命が輝く佳き日に、令和六年度入学式を挙行しました。
『准校長式辞』
式辞では、WBC日本代表、栗山監督の著書(「栗山魂」)において、栗山監督が言われている「三つの大切なこと」を、高校生活を送るうえで、大切にしていただきたいこととして紹介しました。
■一つめは『夢や志を実現させるための心構えの大切さ』
栗山監督が『嫌なこと、苦しいことは、実は自分が変われるチャンス。苦しまないと知恵は生まれない』と言われていることを紹介。
これからの学校生活において、苦しいこと、困難に見えることを、プラスにできるかどうかを決めるのは自分自身であり、まずは、これからの学校生活を、自分を信じて、夢や志を追いかけて挑戦をしてください。と訴えました。
■二つめは「人との出会いの大切さ」
栗山監督が「僕は人生の分岐点で、幸運な出会いに恵まれ、そこには、必然の幸運と偶然の幸運があり、目標に向かって努力しているときに、道標を与えてくれる人、手を差し伸べてくれる人が、目の前に現れてくれました。どうして必然の幸運が訪れたのか。あえて言うなら「徳」です。人のためにどれだけ尽くせるかが問われていると思います』と言われていることを紹介。
これからの学校生活では、夢をつかみ取るために「人のためにどれだけ尽くせるか」という姿勢を意識してください。と訴えました。
■三つめは「感謝の気持ちの大切さ」
栗山監督が、メニエール病と闘いながらプロ野球生活を続けていたときに、「なぜ自分に病が。あまりにも不公平ではないか」と嘆いたが、「自分だけが苦しんでいるわけではなく、家族やお世話になった人たちも心配してくれている」ことに気づき、感謝の気持ちを持つことで、病を克服できた。それから、節目節目で尊敬できる人たちからのアドバイスを、感謝の気持ちを持って、素直に聞き入れて、結果的にベストな選択ができたと言われていることを紹介。
これからの高校生活では、互いの心と心をつないでくれる「ありがとう」という想い、言葉を、常に意識して生活していただきたいと。訴えました。
新入生の皆さん、ご入学、誠におめでとうございます。心から歓迎し、祝福いたします。